東京都写真美術館など、テレビゲームを考察する展覧会「レベルX テレビゲームの展覧会」を12月4日から開催@impress

2003年。今年でファミコンは生誕20周年を迎え、テレビゲームの歴史を語る上で記念すべき年となりました。しかし、「テレビゲーム成人の年」となった一方で、2003年9月、ファミコンは製造中止となり、その歴史に幕を閉じることとなりました。 今や、完全に一時の流行ではなくなったテレビゲーム。日本のゲーム愛好者は3,372万人、全人口の3人に1人というデータもあります('99 CESA ゲーム白書より)。本展覧会はテレビゲームの歴史のはじまりであるファミコンファミリーコンピュータ)を中心に、様々なテレビゲームやゲームアーティストの活動を紹介。また、テレビゲームの著作権についても探求します。写真と映像の専門美術館としてテレビゲームを「文化」として位置づけ、その社会的意義についても考察します。 多くの人々に懐かしい思い出として記憶されているファミコン。そして、これからも進化していくテレビゲーム。現代日本の小史を語る意義ある展覧会となることでしょう。
http://www.syabi.com/schedule/details/tv_game_level_x.html

これ自体はとてもおもしろそうな企画だと思うけれど、「テレビゲームを「文化」として位置付け、その社会的意義、著作権などを考察する」と謳っているわりに、展示内容は、ファミコンの全ソフトやフライヤーの展示とか、クリエイターのインタビュー映像、野球ゲームにおける映像表現、などであまりテーマと関連がなさげ。これ以外にも何かあるのだろうか。