南渕明宏『ブラック・ジャックはどこにいる?』@Esaka Takeru's Memo

 「ブラックジャックによろしく」で登場人物のモデルになった医者の本。エサカさんが驚いたこととしてメモされていることが、興味深い。

・日本の心臓手術のレベルは、インドネシアやマレーシア、シンガポールよりも遅れている。
・日本以外では、医師は国境を越えて移動するため、技術のグローバル・スタンダードができているが、日本では医局内か、医局系列内病院での移動しかないため、医療水準の進歩が異常に遅い。
・自分が病気になったとき、海外に治療を受けに行く医者がいる。
・著者は、手術中の様子をすべてビデオで撮影して、患者に渡す。とくに、手術で亡くなった患者の遺族には、必ず。

というところ。うーん、ちょっとこの本も眼を通してみたい。