ヴィクトリアン・ヌード 19世紀英国のモラルと芸術@東京藝術大学美術館

ヴィクトリアン・ヌード―19世紀英国のモラルと芸術
西洋美術においてヌードは、人間の精神の理想を表現する媒体でした。 芸術家たちは腕を競って、神話になぞらえた理想的な裸体を描いてきました。 しかし19世紀の産業社会を生きる一般大衆が、 ヌードを精神的な造形として受けとめるまでには、 さまざまな葛藤があったのです。 本展は、未曾有の経済的繁栄を謳歌したヴィクトリア女王時代(1837−1901)のイギリスに着目し、 裸体芸術が社会の批判を受けながら成熟し発展していった過程を辿ります。 ロンドンのテイト・ブリテンで2001年11月に開催され、 ミュンヘン、ニューヨークを巡回したExposed; The Victorian Nude展を軸に、 日本での公開のために新たに作品を追加して再構成しました。

なかなかおもしろそう。余裕が出来たら行ってみよう。