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舞城王太郎「我が家のトトロ」

先日、三島賞を受賞した舞城王太郎の最新短編を読んできました。良かった!あのリズミカルな文体が重ねられていくと、いつの間にか感じることの出来る感触。証明は出来なくとも、それを示すことだけは可能な存在。それを感じられた気がする。

村上春樹少年カフカ

http://d.hatena.ne.jp/solar/20030519#1053335166より。 六月の新潮社新刊に少年カフカが予定されているようです!どんな内容になるのでしょうか?期待して待ちたいです。

三島賞の審査について

http://d.hatena.ne.jp/helioterrorism/20030516#p4より 宮本輝だけが反対だった模様。

三島由紀夫賞に舞城王太郎氏 山本周五郎賞に京極夏彦氏

舞城王太郎、三島賞受賞*1 デビュー以来、マスコミの取材には応じず、顔写真も発表していない。選考会後の記者会見にも姿を現さず、「作品を純粋な形で読んでいただきたくて、姿と声を隠していますが、ご挨拶にうかがえなくて申し訳なく思います」とのメッセ…

週刊少年「荒木飛呂彦」@週感ジョジョンプ

フジCSで先日放送された「週刊少年『』」の荒木飛呂彦の回のテキスト化したもんです。ジョジョ*1の第七部も終了し、次回作の『スティール・ボール・ラン』連載開始が待たれるところです。 しかし、その第七部の「ストーン・オーシャン」ですが、あんまりおも…

大澤真幸「文明の内なる衝突 テロ後の世界を考える」

東浩紀との共著「自由を考える」を読んで、興味を持ったので買ってみました。まだ序章しか読んでないのですが、結構おもしろそう。論理的で分かりやすい文章。 序章では、「自由を考える」でも触れていますが、現在的な状況に対する「社会哲学」の無力につい…

九十九十九 舞城王太郎著「文学的」事件はノベルスで発生した@asahi.com

たぶんノベルスというところでは、たいして「文学的」な事件が起こらないと思われていたからだ。でも、事態は変わってしまっていたのだね。気がつくと、ノベルスあたりにこそ驚くべき作品が出現するようになっていた。その作品たちは、ただミステリーとして…

パンクと落語と芥川賞多面性が生んだ笑える純文学@日刊スポーツ

「よく『無職のダメ男ばかり書いている』と言われるけど、そういうおまえの方がよっぽどダメだろう、個人ですべての責任を引き受けてる人間のどこがダメなんだと思って腹が立ちます。じゃあ、組織の中でおまえはちゃんと生きてんのかと逆に問いたくもなりま…

「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか@「群像」2003年3月号「現代小説・演習」より

舞城王太郎『ぼくのお腹の中からは、たぶん「金閣寺」が出てくる』に対する問いかけ。

「自由を考える 9・11以降の現代思想」東浩紀・大澤真幸

を買った。しかし、帯の二人はちょっと迫力があるな。むむ。