週刊少年「荒木飛呂彦」@週感ジョジョンプ

 フジCSで先日放送された「週刊少年『』」の荒木飛呂彦の回のテキスト化したもんです。ジョジョ*1の第七部も終了し、次回作の『スティール・ボール・ラン』連載開始が待たれるところです。
 しかし、その第七部の「ストーン・オーシャン」ですが、あんまりおもしろくなかったです。何が起こっているのか、いまいち理解できなかった。個人的には第四部が最高です。トニオ・トラサルディーの話など、町の存在感があるところが好きです。岸辺露伴も良かった。ジョジョは何部が一番おもしろいですか?

JRのSUICAの問題点

 非常に便利なSUICAパスネットもいいかげんICカードにしないかと考えたら、こんな問題点もあるようです。

CLIEを使えば、満員電車で隣り合わせた人のSuicaの入退場履歴を盗み見れるのではないかということを、一度は想像するだろう。試しに財布に入れたままCLIEにかざしてみたところ、分厚い財布だとなかなか読み取れないが、薄めの財布なら、ジーパンの後ろポケットに財布ごと入れた状態で、お尻にCLIEをかざせば、履歴情報を読める場合もあった。カードからCLIEまで1センチメートル以内の距離で読めるようだ。
http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20030507#p1

実は、suicaでは過去に入退場記録無しでの利用回数をカウントしており、この回数が一定数(ある情報筋によれば、5回)に達した場合、キセル乗車の可能性が高いと判断され、認識率を下げられる。このため、上記の様な問題が発生するのだ。

また、本来人員削減が可能なはずの改札に、2人以上の駅員が顔を出しているのは何故なのか。こちらも理由がある。キセルの恐れアリと判断した乗客の場合は、駅員が端末の操作を行い、自動改札を手動で閉じてしまう。
http://d.hatena.ne.jp/junx/20030510#p1

 これは「自由を考える*1でも触れられている問題ですね。この本では直接的に言及してる箇所はそれほど多くないようですが、環境管理型権力の例として「情報自由論」*2で取り上げられているようです。
 両者も言っているように、確かに乗車記録などが蓄積されても目立った障害は無いように感じます。何が危険なのかを言語化出来ない。でも、記録はして欲しくない。キセルしてそうだからって、止められるなんて許しがたいです。しかし、それにしてもJRの料金は高い。もう少し安くして欲しい。