読みましたよ、『スティールボールラン』

 ついに連載開始しましたね。長かった。やっと。ジョジョ立ちの甲斐もあったというものでしょうか。
 長らく「スティールボールラン」という題名だけが伝わっていたことや「ストーン・オーシャン」のぶっとんだラストもあり、新連載は「ジョジョ」なのか謎でした。が、ディエゴ・ブランドー(略してディオ)やウルムド・アブドゥルやニョホホと笑うジャイロ・ツェペリ、またスピードワゴン石油会社の存在を思うと、やはりこの世界は『ストーン・オーシャン』でたどり着いたパラレルワールドと同一と考えるのが自然じゃないでしょうか。スタンドのようなものも描かれてますし。
 キャラクターや言葉使いはあいかわらずの荒木節が熱いです。馬の足元に飛び込むあたりはとても荒木飛呂彦らしい。「ゴゴゴゴゴ」やら「シュゴォオオオオオ」とかも。
 今後はジョジョは登場するのか、スタンドや波紋は存在するのかが気になるところかと。リアル露伴とも思える毎週31ページ掲載というものすごいペースで進むようなので、非常に期待が盛り上がります。よっぽど書き溜めていたのでしょうか。
 そしてハンターハンターももう少し連載ペースが安定するといいんですが…。